IT業界やWEB関連の仕事というとプログラマーなどの理系の仕事やデザインの仕事をイメージしがちです。
特にプログラマーは文系の学生にとって、「畑違い」という印象を持つ人も多いでしょう。
でも、実際には文系出身のプログラマーは世の中にはたくさんいており、WEB関連の仕事を目指す文系学生も多いのです。
文系学生は専門的にWeb関連の知識を学んだわけではないですから、何か資格を取得をしておくべきなのでしょうか?
文系学生とWEB関連職種の就職
文系学生の就職先はは理系の学生と違いさまざまな業種に及びがちです。
理系の学生は、それぞれの専攻によって専門分野が出てくるので就職先はある程度絞れてきます。
しかし、文系学生特に経済学部や経営学部などの汎用性のある学部では、就職する業界や職種もバラツキが出てくるものです。
WEB関連業界や職種へ就職する文系学生もたくさんいます。
WEB業界の様々な職種
WEB関連の職種は様々なものがあります。代表的なものでもこんなにたくさんのものがあります。
- WEBプロデューサー
- WEBプランナー
- WEBディレクター
- WEBデザイナー
- コーダー
- WEBプログラマー
- WEBマーケター
- WEBアナリスト
- ネットワークエンジニア
WEBマーケターなどはWEBマーケティングを担当するわけですから、大学で学んだ経営学やマーケティング知識は活かせて文系学生がむしろ有利ではないかという感じです。
ただ全般的に数字を使う仕事も多いため、文系学生でも数学的な素養を持つことはとても大事です。
できるだけ文系学生でも理系の教養も身につけて置くべきでしょう。
プログラマーは理系じゃないとダメ?
WEB関連の職種の中でも、バリバリの理系のものもありますよね。
例えばWEBプログラマーは、大学の理系の情報学系の学生ばかりが就職するイメージがあるかもしれません。
プログラマーは理系じゃないとダメという感覚を持っている人はけっこういます。
たしかに情報系の学部ではプログラミングを専門で学ぶため即戦力に近いような学生もいるでしょう。
ただ、実際には文系学生でもプログラマーとして活躍してる人は多いです。
採用の場面でも理系を取る場合が多いものの、会社によっては文系と理系が拮抗しているなんてこともあります。
プログラマーになるためには、たしかに理系的な論理性が求められるのですが、理系学生といっても必ずしも論理性に優れた人ばかりではありません。
逆に文系学生でもあっても論理性に優れた人もいますので、入社後優秀なプログラマーになって活躍する人もたくさんいます。
取得しておくべきオススメの資格
日本には数多くのWEB系の資格があります。数多くの資格の中から文系学生がWEB関連の仕事に就くのに有利な資格はあるのでしょうか?
WEB関連の仕事となると当然パソコンを仕事で使うわけですから、学生のうちに基礎的なパソコンスキルは身につけておくべきでしょう。
日商PC検定試験
資格としては、日商PC検定はIT知識やパソコンのハードウェアからソフトウェアまでの知識を学べるのでオススメです。
日商PC検定試験は1級から3級までにレベル分けをされていますので、自身のレベルに合わせて受験できるのも魅力です。
ITパスポート
ITパスポート試験は、IT社会で必須の基礎知識が身につくようにできています。
この資格を文系学生が取得することで、WEBやITに関する教養があることをアピールできるためオススメの資格です。
基本情報処理技術者
基本情報技術者試験はプログラマーを目指す人にとっては登竜門のような試験で、文系学生がプログラマーを目指すのなら取得しておきたい資格です。
新卒採用は現在のスキルだけでなく、将来の成長ポテンシャルもみられます。むしろ将来性の方が大事ともいえます。
そのため、あまり資格取得にこだわりすぎずに、学生時代に将来のための様々な経験をしておきたいところです。