択一問題で2つまで選択肢を絞れるけど、その最後の2択のうちどちらが正解かは悩む時は試験ではよくあります。

 

ちなみにそもそも選択肢を2つにも絞れないという人は単純に勉強不足なので、しっかりと基礎から勉強をしなければなりません。

 

2つに選択肢のうち、正解の選択肢を残せるかが試験合格のカギとなるともいえます。

 

受験生では必ず経験する最後の2択のうちどちらが正解かの悩みですが、必ずこうすれば正解となるものはありませんが、傾向的にはこの肢の切り方をオススメします。

 

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まずは確実に間違った選択肢を切れるかが大事

 

難関資格試験になるほど、択一式問題で正解の選択肢を一発で選びにくくなるものです。

 

これが合格が容易な試験であれば、過去問の選択肢がそのまま出題されて、すぐに正解を導かれる場合があります。

 

しかし、難関資格は受験者のレベルも高くなるため、あまり簡単であればそもそも優劣がつかなくなりますから、試験の主催者の難易度を上げたり、ワナを作ったりして受験者を迷わせます。

 

そして難関資格の場合は、確実に間違った選択肢を切れるかがまずは大事です。

 

 

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確実に選択肢を切れるために確実な知識が必要

 

間違った選択肢を自信を持って切るためには、確実な知識が必要です。あやふやな知識のままだと選択肢を絞り込むことができないからです。

 

たとえ超難関資格試験であったとしても、出題の多くは基本的事項を問われています。

 

そのため、受験生の多くが間違えないような基本的事項を間違えてしまうと、合格ラインにはなかなか届くことは難しいでしょう。

 

このことは短期合格者と何年もなかなか合格できない人が出てくることの原因の一つにもなっています。

 

 

短期合格者と長く合格できない人の差

 

司法試験では長年勉強をしてるけどなかなか合格ができないという人がたくさんいます。そのような人でも決して勉強をサボっているわけではなく、本当に一生懸命勉強をしている人も多いのです。

 

一方、勉強をしてから1年や2年で合格をするという人もいます。

 

この差は持っている頭の良さもあるでしょうが、単純に知識の差では短期合格者の少ないのです。

 

  • 短期合格者 → 知識が少ない
  • 長い間合格できない人 → 知識が多い

 

にもかかわらず、短期で合格できるのは、知識が少ないけども、その少ない基礎的な知識がしっかりと理解をしているのです。

 

逆になかなか合格ができない人は、知識が多いけれども、知識が曖昧になりがちです。曖昧な知識が合格に悪影響を及ぼす一つの例でもあります。

 

 

択一問題の最後の2択で悩んだ時の肢の切り方

 

自信を持って正解の選択肢を選べる場合は良いですが、かなりの実力があっても本試験では最後の2択で、どちらを解答するかを悩んでしまう場合もあります。

 

そんな時の肢の切り方ですが、オススメなのはあまり見たこともないような難しい選択肢を切るというものです。

 

試験の問題は巧妙に作られており、最後の2択で悩むように作られているのもそうなのですが、受験生が間違った選択肢を選ぶようなトラップを仕掛けている場合もあります。

 

よくありがちなのが、見たこともないような難しい選択肢です。受験生の多くが最後の2択で悩んだ時は、難しい方を選びがちなので、トラップとして仕掛けられる場合がよくあります。

 

ですから、この傾向を逆手に取って、2択で悩んだ時は初めて見るような難しい選択肢は切ることをオススメします。

 

ただし、絶対的ではないため、あとは運ということになるでしょうが。

 

 

よほどの自信がない限り解答は変更すべきではない

 

答案を見直したところ、解答に迷いが生じ、後で変更するということはよくありがちなことです。

 

ただ往々にして最初に書いた解答が正解の場合が多く、後で変更することはよほどの自信がない限りはすべきではないです。

 

試験の見直しは冷静な判断で行っているので、そちらが正解だと思いがちですが、実は頭が疲れてて正確な判断ができていない場合があります。

 

頭もフレッシュな状態の試験開始当初の解答の方がより正解である確率が高いとも言えるのです。