宅建士試験がいよいよ近づいてきました。今まで順調に勉強を進めてきた人も、まだ十分に勉強ができてなくて焦っているという人は特に直前期の過ごし方が大事になります。
直前期にどのように学習をするかで、本番でもずいぶんと差が出てくるものです。直前期をどのように過ごすのかその方法を紹介します。
直前期はしっかりと勉強時間を確保
学習には息抜きが必要なときもありますが、直前期は勉強に突っ走るときです。
今まで仕事の忙しさで十分に勉強時間を取れなかった人も、直前期はしっかりと学習する時間を確保しなければなりません。
学習の合間に自由な時間があるでしょうが、その自由時間も勉強に費やすようにしなければなりません。
なぜ直前期に馬力を入れて勉強をする必要があるかというと、もちろん学校の定期試験のように知識を詰め込むという意味もありますが、それ以上に大事なのが精神面なのです。
つまり、ある一定の時期に死ぬほど頑張って勉強をしたという行動そのものが、自分に自信をつけてくれるものなのです。
宅建士試験はもちろん知識面は大事なのですが、同時に精神面も大事です。例えば選択肢を2つに絞れたけど、どちらか悩む時もあると思いますが、こんな時は直感がけっこう大事になったりします。
迷ったあげく最初の解答を変更すると、実は最初の解答が正解だったというのは往々にしてありがちなことです。
もちろん逆の場合もあるのでしょうが、傾向的には最初の感覚を信じたほうが上手くいく場合が多くて、自分に自身があるからこそ最初の解答を変更しないものです。
直前期に死ぬほど勉強をする。そんな自分に対して自信を持つことが本番で力を発揮することにつながるのです。
覚えるべきものをしっかり暗記
人間の記憶は悲しいことに覚えては忘れ、覚えては忘れることを繰り返すものです。一度テキストを見ただけで覚えることができれば良いのですが、そんな簡単にはいきません。
試験直前期に暗記したものは試験中もしっかりと覚えているものです。細かい数字や他の論点と混乱しがちな箇所はしっかりと暗記しなければなりません。
直前期は暗記に最も適した時期ですし、覚えるべきものは確実に行わないといけません。ただ、注意すべきなのがいきなり直前期になって暗記を始めることです。
記憶のためには何度も繰り返して覚えることが必要ですが、直前期になって初めて見るとなるとちょっと遅すぎます。
過去何度も目にしたことはあるものの、しっかりと頭に刻み込むように暗記を試みたという感じ位をせめて到達しておきたいところです。
体調管理を万全に
直前期は今までにも増してしっかりと勉強をしなければならないのですが、あまり無理をしすぎるのも問題があります。
例えば試験本番に体調を崩して試験を受けられなければ、今までの苦労が水の泡になってしまいます。試験を受験できたとしても、体調が万全でなければ集中力にも影響を及ぼしやすいです。
試験を受けられたとしても、直前期のラストスパートをかけることができず、不安を抱えたままで試験が始まるのは決して好ましくありません。
まだ秋ですからインフルエンザの流行などは季節外れと思うかもしれませんが、実際には秋からインフルエンザは流行が始まります。
インフルエンザンに限らず体調を崩すことがないように、よりいっそう体調管理に気をつけなければなりません。試験勉強で大変なときですが、無理は禁物なので注意しましょう。