社労士試験は難関国家資格のひとつですが、独学で合格するのはとても難しいというイメージを持つ人も少なくないでしょう。

 

たしかに司法試験や公認会計士試験と比べると合格はしやすいですが、特に対策もない独学では合格は難しい試験です。

 

独学で社労士試験に合格するためには、そのためのノウハウが必要ですが、一番の有効な情報が合格者の体験談です。

 

読者さんから社労士試験の合格体験談を頂いたので紹介します。ぜひ今後の勉強に役立てください。

 

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合格者のプロフィール

 

今回合格体験談をいただいた方のプロフィールをまずは紹介します。

 

Gさん 男性 30代 職業 会社員

 

独学合格をされたGさんの体験談ですから、社労士試験を独学で合格したいと考えている方は参考になることも多いでしょう。

 

 

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社労士試験を受験する動機

 

社労士試験の勉強は長丁場になりますので、合格を目指そうと思ったしっかりとした動機が必要ですが、Gさんの場合はどうだったのでしょうか?

 

企業成長のために欠かせない人材を育てるためのアドバイスなどができる人になりたいなと思い、どんな資格がありどんな職業があるのかなと思いいろいろ調べていました。

 

その中で、中小企業診断士も候補になりましたが、最終的には社労士になりたいと思うようになりました。

 

社労士にした理由をさらに聞いてみたのですが、どちらかというと管理面から企業を支えることがGさんの性格にも合っているというのが一番のポイントになったそうです。

 

 

独学にした理由は?

 

社労士資格を取得しようと思ったわけですが、調べてみると試験の合格率は低く、簡単に合格できるものではないことは間違いないなと感じました。

 

そのため、どこか資格予備校に学びに行こうかなとも考えましたが、講義を受講する時間にもそれほど余裕があるわけではないし、とりあえず独学で学んでいくことにしました。

 

時間の余裕がないから独学という考え方ですね。ご自身が置かれている環境で、講義を受けるのには少し時間の成約があったようです。

 

ただこの点は、効率よく勉強するためには資格予備校を利用するという考え方もありますので難しいところです。

 

 

独学ならではの苦労も

 

とりあえず独学で学んでいくことにしました。まずはテキストを購入しようと思い探してみると、思いの外たくさんのテキストがあり、どれが良いか悩みました。

 

ずいぶんと悩みましたがとりあえず基本的で無難なものを選んで学んでいくことにしました。

 

でも、ほとんど文字のみで色もないし、どうしても頭に入っていかず勉強をしようという気持ちにもなることができなかったので、自分には向いていない内容なのかなと思ってしまいました。

 

しかし、これは使用テキストが合っていないのかもしれないと思って、物は試しという気持ちからテキストを新たなものに変えてみることにしました。

 

図や色もありわかりやすいことから、どんどん読み進めていくことができました。やはりテキストによってかなり勉強の進み具合には違いが生まれるんだなと実感しました。

 

独学では自分にあったテキスト選びは特に重要です。自分に合っていないものでひたすら勉強をしても、その効果は高くないですから、しっかりと自分に合ったのものを選ぶことが大切です。

 

 

とにかくインプットとアウトプットの繰り返し

 

過去問を解いてみると、理解していたはずのところなのに実際には解くことができないという問題も多々あり、やっぱり読んでいるだけではなくて実際に解いてみることが大切なんだなと感じました。

 

それからは、テキストで学んで過去問を解いたという繰り返しをし、確実に頭に叩き込んでいくようにしました。

 

社労士の試験に合格したという人の体験を見ていても、テキストと過去問を繰り返して頭に入れていった人が多いということも分かっていました。

 

過去の合格者と同じように自分も愚直に行ったことで試験を受けて無事に合格することができたと思います。

 

社労士試験は難しいことは確かですが、独学でも合格することができるんだなと身をもって感じることができました。

 

テキストでインプットして、過去問でアウトプットする。これを何度も繰り返すのは資格試験の勉強の王道です。

 

Gさんもこの方法を何度も行い合格を勝ち取ったわけです。Gさんも合格者の体験談を聞いて、その真似をしたというのは、とても参考になる点だと思いますよ!