司法書士試験は日本一暗記量の多い試験だともいわれています。しかも近年では考えさせられる問題も増えてきており、まさに超難関資格と呼ばれる試験だといえます。

 

司法書士試験の難易度は? 難しすぎる試験かを他の難関資格と比べてみた

 

合格率も安定して3%程度で推移する試験ですから、多くの人はそもそも「独学では合格はムリ」と考えます。

 

こんな超難関の司法書士試験で読者の方から、独学で合格、しかも2回目の試験でという短期で合格をした体験談が寄せられました。

 

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合格者のプロフィール

 

今回合格体験談をいただいた方のプロフィールをまずは紹介します。

 

Hさん 男性 20代 職業 会社員

 

独学合格をされたHさんの体験談しかも2回目という短期合格ですから、司法書士試験を独学で短期合格を目指す人は特に参考になる点も多いかと思います。

 

 

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忙しさとお金のことを考え独学を選択

 

通信教材や学校も考えましたが、通う暇もないしお金を余り使いたく無かったので独学で試験を受けようと思いました。

 

Hさんも多くの人が独学を選択することになる理由と同じように、日頃の忙しさとお金をあまり使いたくないという理由です。

 

最近はリーズナブルなネットを使った学校もありますが、資格予備校などの「1年合格コース」などは本当に高額ですからね。

 

 

独学で合格した人の体験談を参考にする

まず初めに試験を独学で合格した人の体験談のブログを読んで、どんな使用テキストで勉強したのかや過去問の入手方法などをしらべました。

合格者によって使用テキストが違っていたので、その中から自分の好みの解説の仕方をしているテキストを探して、択一用のものを3種類選んで、記述式の物も3種類取り敢えず買って勉強を始めました。

 

合格者によっては、好みもあるので使用するテキストも異なるものです。そこでHさんは自分の好みのものを3種類購入をしていますね。

 

まずは自分に合ったテキストや過去問集を選ぶことはとても大事ですから、複数冊を選んでみるのも良い方法です。

 

 

短期合格のノウハウも調べる

 

Hさんは合格体験談だけでなく、さまざまな情報を収集に走ります。

別の本屋さんに行ったら短期間で司法書士試験に合格できる方法と書かれた本や勉強法が書かれた本も2冊ぐらい買いました。

短期間で合格できる方法が書かれた本をみたら、独学の場合は勉強のノルマを決めてもそれを管理するのが難しいので継続できる方法を考える事が重要だと書かれていたので、それを守りながら自分のペースで無理をせずに勉強を続けました。

 

Hさんは短期合格の方法や勉強法に関する書籍も購入して情報収集に努めています。短期合格のためには、まずは情報収集がとても大事です。

 

さらに、勉強はとにかく継続することが何よりも大事ですから、継続できる方法に巡り合ったことが短期合格につながったともいえるでしょう。

 

 

独学でも模擬試験はトライ

 

流石に模擬試験は受けた方が良いと書かれていたので、自分の学習習熟度と苦手な部分を分析するために、3カ月に1回のペースで受けつつ、したすら同じ教材を暗記するぐらい繰り返し勉強し続けました。

独学で勉強を始めてから半年ぐらいに受けた模擬試験では惨憺たる結果でしたが、諦めずに苦手科目を繰り返して勉強し続けた結果、1年後には択一試験の合格圏内の点数を取れるようになりました。

 

独学といってもアウトプットのためにも模擬試験を受けることは重要です。Hさんは3ヶ月に1度のペースで模擬試験を受けてペースメーカーのように利用をしています。

 

最初は模擬試験の結果も悪かったようですが、諦めずに苦手分野を克服して1年後には択一で合格点が取れるほどの実力をつけています。

 

 

1回目は記述に少し不安で不合格

その後記述試験の勉強を同じように継続して勉強し続けて、1年半で自信が付いたので試験を受けました。
1回目の受験では択一試験は手応えがありましたが、記述に自信がなかったので不合格になりました。

 

 

翌年は記述対策を徹底

 

翌年は記述試験対策を徹底的に時間を割いて行った結果、2回目の試験で合格して司法書士の資格を取得しました。

 

Hさんはとにかく自分の苦手分野の克服に時間を割いているのがとても参考になる点です。独学といっても自分の弱点を把握できれば、効率よく学習ができるわけですね。