難関資格に合格するためには、資格予備校などを利用して勉強することが常識のようになっています。
難関資格も独学で合格することはもちろん可能ですが、どうしても効率が悪くなりがちです。
そのため、資格予備校などを利用して効率的に勉強をすることが推奨されているわけです。
では、ビジネス実務法務検定試験の場合はどうなのでしょうか? 独学でも合格ができる試験といえるのでしょうか?
ビジネス実務法務検定試験の難易度に関してはこちらの記事で紹介をしています。
すでに紹介をしたようにビジネス実務法務検定試験は1~3級まであり、受験する級によっても独学の勉強が通用するかどうかも異なってきます。
3級は独学で十分合格できる試験
ビジネス実務法務検定試験一番易しい3級ですが、難易度はそれほど高くなく十分独学で合格できる内容です。
十分に独学で合格ができる3級ですが、今後難易度の高い法律資格にステップアップするのなら、できるだけ短期間で合格すべきです。
独学だから多少時間がかかっても良いという考え方は、3級という難易度が低い試験であればこそなおさら捨てましょう。
資格試験の勉強は瞬発力のようなものが必要で、一気呵成にガンガン勉強することが必要なのです。
2級も独学で合格を目指そう
3級と比べてレベルが高くなるビジネス実務法務検定試験の2級ですが独学で合格が狙える試験です。
ただ難易度は3級と比べるとかなり高くなりますので、自ずと勉強時間はかかることになります。
そのため、できるだけ短期間で合格を目指すというなら予備校などのノウハウを活用するのも悪くないです。
ただ、ビジネス実務法務検定試験は独学で目指す人も多いため、大手資格予備校の講座はそれほど充実しているわけではありません。
ネットで格安な講座がありますから、そちらを利用するのがオススメです。
講義のクオリティもレベルの高い講師を採用しているので、十分に合格するために役立ってくれます。
特に法律初学者はわかりやすい講義を聞くことで、基礎的な知識を効率よく身につけることができるのでオススメです。
1級は難易度は高いが独学でも目指せる
ビジネス実務法務検定試験1級は3級はもちろん、2級と比べれてもかなり難易度が上昇します。
そのため独学では合格が困難になりがちですが、決して独学で合格を狙えない試験ではありません。
ただ、1級の試験は2級・3級がマークシート方式であることと異なり記述式になります。
記述式はより高い理解力が必要なため、独学で曖昧な知識を積み上げていくのは合格を遠ざけてしまいます(もちろんマークシートでも曖昧な知識はダメですが)。
資格試験に合格するためには問題演習の必要性が高いですが、1級レベルになると単に問題を解いて、答え合わせをするような勉強では太刀打ちできません。
勉強法のノウハウを持っていないような人は、プロの講義を利用するのも方法です。
効率よく学習しよう
独学で合格を目指すためには、効率よく学習する必要があります。
テキストで効率よく基礎知識を身につけ、過去問や問題集などの問題演習によって知識を強固にしていく必要があります。
独学にこだわるのも良いですが、基礎知識を身につけるのならプロの講義に頼るのもサクッとできて良いでしょう。
たとえ独学でもあっても、講義を利用するにしても問題演習は自分で計画的にしていく必要があります。
資格試験に短期で合格するためには、結局は自分で勉強する能力を備えないといけないわけです。