難関資格の勉強は、学校の定期テストなどとは違い長丁場になります。
長い期間快適に勉強をするためには、学習環境を整えることが大事になってきます。
学習環境というと、机などの物理的な環境を整えることに目がいきがちですが、それだけでなく様々なものに注意する必要があります。
快適な勉強場所を見つける
快適に勉強できる場所は人によってさまざまです。
ある人にとっては、自宅が一番快適に勉強できる場所という人もいるでしょうが、自宅では全く勉強ができないという人もいます。
自宅には誘惑がたくさん
自宅で快適に集中して勉強ができる環境があれば良いのですが、自宅はさまざまな誘惑があるので良い環境であるかは微妙なところです。
例えばテレビ。
ほんのちょっと休憩でテレビを見ようと思ったのが、結局長時間テレビをみる羽目になったという人も少なくないですよね!
こんな状態が続けば資格試験に合格するのも夢のまた夢となってしまうかもしれません。
最近ではテレビよりもインターネットの方がさらに勉強に悪影響を及ぼすかもしれません。
ネットサーフィンに熱中してしまうと、1時間や2時間なんてすぐに過ぎてしまいますからね。
テレビやインタネットを完全に遮断できる書斎があったり、誘惑を断ち切る高い自己管理能力があれば良いのですが、多くの人は誘惑に流されがちです。
図書館は勉強に最適な場所
自宅は誘惑が多いし、家族もいてなかなか集中して勉強ができないという人は、図書館で勉強をすることをオススメします。
図書館は静かで勉強に集中しやすい環境ですし、テレビやインターネットなどの誘惑を避けることができます。
ただし、図書館によってはネットコーナーがあったり、スマホがあるので人によってはネットに流れてしまうかもしれません。
また本が好きな人にとっては、図書館には読みたい本がたくさんあるので、読書好きな人にとっては逆に誘惑があるかもしれません。
それでも図書館、特に自習スペースがある所なら周りにも一生懸命に勉強をしている人がいますから、とても刺激になります。
周りで頑張っている人がいると、自分も負けられないという気になるものですからね。
有料の自習室なら、なお素晴らしい環境があるのですが、図書館は無料というのも良いですよね。
人的環境も大事
勉強をするための物理的な環境に関しては、目に見えるもので分かりやすいのですが、人的環境はちょっとイメージがわかないかもしれません。
物理的環境だけでなく、人的環境を整えることもとても大事です。
人的環境とは、例えば家族の強力などがあります。
一人暮らしなら問題はないのですが、特に結婚をしてお子さんがいるような家庭ならとても大事になります。
家で勉強をする時に周圍がやかましければ勉強に集中できませんし、静かにしてもらう必要があります。
テレビだっていつもより小さな音で見てみるもらう必要もあるでしょう。
また、勉強時間を捻出するために家事の時間を減らしてもらったり、代わりにやってもらうというのも大事です。
特に女性が資格試験の勉強をするために、日頃の家事をご主人が手伝ってあげることを考えるべきです。
家族でお出かけなども、特に試験直前期は控えてもらうことが必要になってくるでしょう。
特にお子さんにはしっかりと理解してもらえるように話しをして、その代り試験が終わればたっぷりと遊んであげるようにしましょう。