勉強をある程度順調に進んでいたのに、近頃まったく勉強が手がつかなくなってしまったというのは、長い資格試験の学習期間ではありがちなことです。
いわゆるスランプというものですね。
ただ、そのまま放置をしておくと、せっかく合格の手が届きそうであったのが、合格が遠のいてしまうことにもなります。
一刻も早いスランプ脱出の必要がありますが、紹介する方法を試してみて欲しいです。
学習の場所を変えることでスランプを脱出
学習の場所を変えることは有効なスランプ脱出法になる場合がけっこうあります。
今までの学習場所ではストレスが溜まっていたという場合もあるので、場所を変えることでスンナリと良い方向にいく場合があります。
例えば今まで自宅で勉強をしていたという人であれば、外で勉強をすることで気分を変えてみるのも良いでしょう。
公園で陽の光を浴びながら勉強をするのもオススメですし、大型ショッピングセンターのベンチなども意外に勉強がはかどります。
特に今まで静かな場所で勉強をしていたという人は、周りがうるさい場所で勉強をすると意外なほど集中できる場合があります。
図書館なんて、ちょっとでも話し声が聞こえたらイライラして勉強のやる気が失くなったという経験を持つ人もいるでしょう。
しかし、外やファミレスや喫茶店ではうるさいのが当然。周りの音があることが当然なので、音が気にならなくなり、私はガンガン勉強ができた経験があります。
学習法を工夫することでスランプ脱出
学習法を工夫することでスランプを脱出する方法があります。
今までコツコツ真面目にしてきた人にとっては、スランプが続くとそのままやる気が出なくなってしまう場合もあります。
コツコツ真面目に頑張ってきた人は、少し目先を変えてみるのも良いでしょう。
真面目な人は「勉強は机に座ってやるもの」という思い込みが大きくないですか?
そんあ思い込みでスランプに陥ったのなら、何かをしながら勉強をする「ながら勉強」がオススメです。
例えば散歩。
歩きながらだって勉強はできます。
さすがに本を読みながらだと事故が心配ですが、耳からの勉強では問題がないはずです。
講義などを散歩しながら勉強をすることは、勉強をあまりしていない感じの気軽な方法です。
勉強のスランプにおちいる原因として、強いストレスによる場合があります。
机に座って真面目に長時間勉強をしていることで、強いストレスにさらされていたという場合があるのです。
そんな時は、気分を変えてゆるい勉強をすることがスランプ脱出のきっかけとなる場合があります。
完全に勉強をしなくなると、焦りで余計にストレスを感じる場合もあります。
また、人は楽をしたいという傾向がありますから、勉強を完全にしなくなり遊びや楽しいことをしてしまうとそちらに流れてしまうのが心配です。
散歩をしながらでも、勉強をしているという実感は残ります。
そのため、ストレスが解消できればスランプを脱出し、また勉強をガンガンできるようになってくることもあるのです。
勉強をしたくなるように仕向ける
あなたは資格試験の勉強を、「have to (~しなければならない)」という感じで行っていませんか?
have toで行っているものはなかなか継続するものではありません。
そのため、日々のモチベーションによって勉強の浮き沈みが激しくなったりします。
気持ちが沈んだ時にスランプに陥ったりするわけですが、それが長期化すれば深刻です。
それに対して「want to (~したい)」でしたらどうでしょう?
自分で楽しく感じるものでは、want toを感じやすいのですが、勉強もhave toではなく、want toにできればスランプとは無縁になります。
あまりしたくないものを根性で長期間行うことは、なかなか無理があります。
モチベーションによって、勉強の成果も変わるのも当然です。
勉強をしたくなるように仕向ける方法としては、その一つとして勉強へのご褒美です。
「アメとムチ」という方法ですね。
ただし、ご褒美を与える勉強では本質的には勉強をしたいということではありませんから、人によっては長続きしない場合もあるでしょう。
本当のwant toではありませんから。
それなら資格を取った後の素敵な人生を考えてみるのもオススメです。
難関資格を取って、周圍に「出来る人」という眼差しを送られていたり。特にそれが異性なら効果的かもしれません。
専門知識を持ってバリバリと仕事をしている姿を思い浮かべ、こんな自分になりたいという気持ちを持って勉強するとwant toに近づきスランプ脱出の糸口にもなります。