難関資格に挑戦してはみたもののなかなか受からない。

勉強をサボっているなら不合格になる理由も分かるのですが、真面目に取り組んでいるのになかなか合格できないのは気が滅入ります。

周囲も口には出さないものの、「まだ受からないの?」という目で見ているような気が。

逆に世の中には難関資格にすぐに受かる人がいます。

 

この違いは何なのでしょう? なぜこのように試験に受からない人とすぐ受かる人がでてくるのでしょうか?

 

スポンサーリンク

難関資格に何度も落ちてしまう

難関資格は合格率も低く簡単には合格することはできません。

 

特に司法試験のような超難関資格になると、何回も試験に挑戦するが何度も合格という壁を超えることができないことも珍しくありません。

 

これが大学受験なら、自分の実力に合わせて偏差値を下げた大学へ進学するという方向へ進む人が大半ですが、資格試験の場合もあきらめて難易度を下げた別の資格を目指す人もいます。

 

しかし、そのままその資格に受かることを目指し、何度も挑戦することも多いでしょう。

 

どうしてもその資格を取って、やりたい仕事があるということなら挑戦し続けるのも仕方のないことですが。

 

超難関資格の場合は何度も挑戦する人が後を絶たないため、余計にその試験に受かることに固執する人も出てくるのでしょう。

 

一方大学受験の場合は、できれば現役で浪人しても一浪で合格。二浪までが限界かなという風潮もあり、志望校に受からなければ仕方なくランクを落とします。

 

スポンサーリンク

なかなか受からない人の特徴

 

試験に合格することにこだわることもなかなか受からない理由なのでしょうが、何度も挑戦しては不合格になる人にはある特徴が見られます。

 

単純に努力が足りない

 

自分では努力をしているものの、合格者と比べると単純に努力が足りないという人もいます。

 

なかなか受からない人の中には、危機感がちょっと少ない人もいます。

 

超難関資格だから、すぐに合格できないのも仕方がない、と思ったり、試験がまだ1年先、半年先だと、まだ1年もある、まだ半年もあると思い危機感が足りません。

 

努力が足りない場合は一念発起して、死ぬほど努力すればまだ可能性がありますが、なぜ受からないのかが不思議な人もいます。

 

勉強が好きな人

 

勉強が好きで、1日に長時間勉強をするような人は普通の人の考えだと早期で試験に合格するイメージを持つかもしれません。

 

しかし、資格試験は合格するための勉強が必要で、学問を探求するような勉強は必要がありません。

 

勉強が好きな人は、自分の興味が試験範囲から外れているのに、その箇所も勉強しようとするようなこともあります。

 

これではたとえ長時間勉強をしても、無駄な勉強もあり効率が悪いのです。

 

自己流の勉強にこだわりすぎる人

 

勉強方法は人それぞれで自分にあったもので学習することが大事です。

 

ただ、自己流の勉強にこだわりすぎると、プラス面よりもマイナス面に多くなりがちです。

 

難関資格にできるだけ早期に合格するためには、効率良く勉強することがどうしても必要です。

そのためには、成功者の体験を上手く真似をすると、同じように効率良く勉強が進められる場合があります。

 

世の中には数多くの勉強法がありますし、資格試験の予備校でもできるだけ効率が良い学習ができるようなノウハウを発信しています。

 

これらの情報を鵜呑みにしすぎても良くないのですが、盗むところは盗み、自己流にこだわりすぎないことの方が上手くいくものです。

 

すぐ受かる人の特徴

 

多くの人が難関資格になかなか合格できずにもがいているのにもかかわらず、あっさりと短期でサクッと合格する人たちがいます。

 

すぐ受かる人にもある特徴があります。

 

試験に受かるための勉強しかしない

 

資格試験は学問とは異なり、試験に合格することが目標です。

 

大学の研究などは深く探求することが大事ですが、資格試験では細かい所まで探求してしまうのはむしろマイナスになります。

 

難関資格にすぐ受かるためには回り道をしている余裕はありません。試験に出るところだけを効率よく勉強することが必要なのです。

 

危機感を持って勉強をする

 

試験にすぐ受かるような人は危機感を持って勉強をするものです。

 

試験まで半年という場合、もう半年しか残っていないと感じ、そのためにやることをしっかり計画立てて学習できる人が成功をつかみやすいです。

 

自分と向き合って勉強をする

 

試験にすぐ受かるような人は自分と向き合って勉強ができるものです。

 

自分と向き合うとは、つまり自分が今何が足りないのか、何ができているのかがしっかりと把握できていることです。

 

難関資格の試験範囲は膨大です。

 

その膨大な試験範囲で、自分がどこに理解が不足しているのかをしっかりと把握し弱点を克服していくことは大事です。

 

やみくもに問題集を1周した、2周しただけではなかなか短期に難関資格を突破することはできません。

 

逆になかなか合格できないような人は、自分と向き合うのではなく他人のことばかり気になりがちです。

 

競争率が妙に気になったり、他の受験者の成績ばかり気にしたりします。

 

そんな暇があったら勉強をして、しっかりと合格できるような実力をつけるべきなのです。