勉強のやる気がどうしても出ない時ってありますよね?
資格試験の勉強は楽でありませんし、時には辛い時もありますから、なかなか手がつかないときがあっても仕方がない面もあります。
人間は楽な方に流されがちですから。
しかし、そんなやる気が全く沸かないときでも、前に進んで勉強をしなければ難関資格の合格は難しいです。それほど甘くはないのです。
では、どうやってやる気がないときでも勉強ができるのか? それは負担の少ないことから始めると良いのです。
勉強のやる気が出ない時にやっていけないこと
勉強のやる気が出ないときに、これをやってしまうとさらに落ち込んでいき負のスパイラルに陥るものがあります。
それは何かというと、自分を責めることです。
やる気がでない → 勉強が進まない → 自分はダメな人間だと思う → さらに勉強のやる気がでない
こんな感じでますます勉強をしなくなる場合もあるからです。
怠惰な自分をこのように責めたくなる気持ちもわかりますが、考えるべきことは現在勉強のやる気が出ないという事実と、どうやって勉強を始められるようになるかということです。
慣性の法則
中学の理科の授業で「慣性の法則」を習ったはずです。慣性の法則とは、「運動を続けようとする法則」。
つまり、止まっているものは止まり続けようとするし、動いているものは動き続けようとします。
試験勉強にも自然法則である慣性の法則がみられ、勉強をやめると、そのままやめ続けようという感じになりますし、逆に勉強をしていると、そのまま勉強を続けようという気になるものです。
ですから、勉強をやめている時に、勉強を始めようとするのはかなりの労力がいるのが当然なのです。さらに、やる気が起こらない時になると、生半可なことでは動き出せないのは仕方のない面もあります。
まず得意科目・得意分野の簡単なことから
慣性の法則によって、勉強をやめている時から、勉強をし始めようとするとなるのには、最初の一歩がとても大事です。
最初の一歩を踏み出せば、その後は動いているものは動き続けようとするわけですから、それほど苦になく勉強を続けられるはずです。
その最初の一歩ですが、まずは得意科目、それも得意分野の基礎的な簡単なことから始めるのがオススメです。
得意科目の得意分野の簡単なことであれば、サクサク勉強ができるほど負担は少ないはずです。そんな負担の少ないものを手始めに行うことで最初の一歩が踏み出しやすくなります。
勉強を中断しそうなものは排除しよう
慣性の法則で勉強をし続けようという動きですが、それを止めて勉強の邪魔をするものがあります。
勉強の邪魔をするものは人によって異なりますが、最近の最も危険なものがスマホです。
勉強を調子よく行っていたのですが、電話の着信音が鳴ったり、LINEの通知音が鳴り、スマホに目を向けたばかりにその後、長い間スマホをいじってしまったというのは誰もが経験のあることだと思います。
通知音だけでなくスマホが目に入ると、ついついスマホをいじってしまう場合もあります。とにかく勉強は辛い時もありますが、スマホは楽しいものばかりですから。
せっかく波に乗った勉強を中断しないためにも、自分が見ると勉強を中断させようとするものは、勉強の場所から排除するようにしましょう。
ゲームなどは特に勉強時間をかなり奪うので、資格試験が合格するまでは封印することぐらいの気持ちが必要です。難関資格に合格するためにはそれぐらいの気持ちが必要なのです。