資格試験で試験時間に十分に問題を解いて、見直しをする時間もたっぷり取れる人がいます。一方、時間が足りず全問を解くことができず、非常にもったいない人もいます。

 

当然試験の結果にもあらわれ、見直しまでゆっくりできる人は、合格できたという人も多いでしょう。

 

なぜこんなに違いが出てくるのでしょうか?

 

本試験で合格を確実にしたいのなら、試験で時間が足りないということではイケマセン。そのためには、しっかりと勉強することはもちろんですが、対処法もあるのです。

 

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試験のための反射神経を鍛えよう

 

試験問題を早く解ける人には、それなりの秘密があります。その秘密とは、試験問題に対する「反射神経」です。

 

問題文を見ると、考えることもなくサクッと解答が思い浮かぶような反応が良いのです。反応早く答えることができるため、当然時間の余裕も作ることできます。

 

一方、試験時間が足りないという人は、この反射神経が悪いのです。問題を読んで考え、サッと答えを導くことができないのです。

 

両者の違いは問題の数によって蓄積され、かたや時間内に全問を解いて、見直しをする時間も十分にあります。一方、見直し時間はおろか、全問を解かずに試験時間が終了するという人も出てくるわけです。

 

試験に合格したければ、前者のようにならなけれいけません。そのためには、試験問題に対する反射神経を鍛える必要があるのです。

 

 

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考えなくても解ける問題を増やす

 

試験問題の中には、難問から基礎的な問題まで様々なものが出題されます。問題の反射神経を鍛えるとは、つまり考えなくても解ける問題を増やすことでもあります。

 

資格試験の試験問題は、毎年似たような問題がいくつか出題されます。そのような問題は過去問演習をすることで、パッと答えが思い浮かぶまでトレーニングをする必要があるのです。

 

超難関資格は別として、難関資格でも宅建クラスの試験では、問題を見て、う~んと考えるようではダメなのです。

 

考えなくても、パッと答えが浮かぶようにすることが、本当の勉強です。そこまでの状態になっていないなら、まだまだ勉強不足だと自分を反省しなければならないのです。

 

 

とにかく反復学習

 

考えなくても答えが浮かぶようになるためには、とにかく過去問などを反復して何度も何度も学習することが大切です。

 

そして問題を見て考えてしまうというのは、そもそもその分野の理解力がそれほど深いものではないといえるでしょう。

 

試験というとできなかった問題をできるようにする勉強が大事なような気もするでしょうが、もっと大切なのは今までの理解をより深めることです。

 

理解を深めることによって、試験の問題を見ただけで答えが見えてくるような勉強の仕方が大切です。

 

そのためには過去問を何度も繰り返し行うことは有効です。できるだけ多く考えなくても解ける問題を増やして、その浮いた時間で、考える必要のある難問に時間を回しましょう。

 

そうすれば試験で時間がなくなるというということはなくなるはずです。模擬試験で時間が足りなくなるという人は、ぜひお試しください。